会議で発言できない……。
会議で発言するのは勇気がいるよね!
発言するメリットとポイントを解説するから、次の会議で試してみて!
会議で発言するとメリットがたくさんあります。社内営業にも使えるので、ぜひこの記事を読んで会議で発言できるようになりましょう。
後半に具体例もあるのでぜひ参考にしてみてください!
会議で発言するメリット4選
①会議の理解度が上がる
会議に対しての理解度は、どれだけ参加できたかに比例します。
何も聞かずに他のタブレットで仕事をしているよりは、発言しなくてもしっかり聞いている方が参加できていますし、理解度は高いです。
発言するために会議に集中する
しかし、発言するとなるとそれ以上に会議の目的や内容、流れを理解していないといけません。
たしかに、「何か発言するように」って言われた会議は集中力増すかも…!
発言するということは、それだけで会議の理解度が上がっていくことになります。
せっかく自分の時間を使っているのですから、参加するからには会議への理解度を上げて、自分にとっても意味のある会議にするべきです。
②意欲的だと思われる
会議で発言した部下と発言していない部下、あなたならどちらの部下が意欲的だと感じますか?
ほぼ全ての上司が発言した部下を意欲があると感じます。
自分が上司だったら、会議で発言する部下としない部下、どっちがほしい?
会議に意欲的な人は頼られる
上司に限らず、同僚や後輩から意欲的だと思われることは良いことです。
仕事に対して意欲がある人を頼りたくなりますし、それによって様々な仕事を経験することができます。
③評価される
会議で発言すると、的外れな発言ではない限り評価されやすくなります。
あなたの発言で会議の方向性が決まったり、路頭に迷った議論を終わりに導いたりすることができれば、より評価されることになるでしょう。
ひと言しか話してないのに、「あいつは要点を掴んでる」って思われる人、周りにいない?
会議で発言するだけで得られる
何も発言しなければその会議では変わらない評価も、何か一つ発言するだけで、誰かからの評価を上げることに繋がる可能性が出てきます。
発言のレベルも大事ですが、まずは「発言する」ことで得られるメリットを実感しましょう。
④自己肯定感が上がる
この会議に自分は必要かなって考えちゃう……。
発言することで会議の参加者があなたの存在をより認識します。
その発言が意味のある発言であれば、承認欲求が満たされて、役に立ったと感じることができ、自己肯定感が上がるでしょう。
「会議での発言」は仕事の成功体験になる
仕事での成功は、自己肯定感を上げるために重要な役割を持っているため、「会議での発言」はその成功体験の一つとして機能するはずです。
会議で発言できない4つの理由
①緊張する
大勢の前で発言することに慣れていて、緊張しないという人の方が珍しいです。
社会人になって、ある程度自分で行動の選択ができるようになると、わざわざ緊張すると分かっている行動を取る人は少なくなります。
緊張するのは嫌だから、他の仕事で頑張ればいいやって思っちゃう……。
わざわざ緊張することをしなくても…
会議での発言も同じで、緊張すると分かっていて、発言しなくてもいいという状況であれば、あえて発言するという選択を取らないようになります。
②的外れなことを言いそう
的外れなことを言ってしまって場の空気が悪くなったら嫌だ…!
そんなことを考えていると、言いたいことや聞きたいことがあっても発言することが難しくなってしまいます。
後で聞きやすい誰かに聞いたらいいと考えてしまい、わざわざ会議中にリスクを取って発言しようとは思わなくなります。
③会議のレベルが高い
会議のレベルが高すぎて発言できないことがあります。
意欲的で理解度の高い参加者が多く、活発な意見交換が行われる会議において、安易に発言はできません。
なんでこの会議に自分が!?ってところに参加しているときってあるよね…!
自分が言おうと思ったことを、更に分かりやすく、より良い案を付けて発言する人が他に存在すると、発言する機会を失ってしまいます。
④発言できる雰囲気じゃない
話す人が決まっていたり、会議の結論が決まっていたりする会議もあります。
そんな会議では発言する雰囲気もないため、ただ聞いているだけで発言できません。
そんな会議に参加する意味はあるのか?
その場合は会議自体を変える必要があるため、発言しようとするのではなく、どうやったらその会議に参加しなくて済むかを考えた方がいいでしょう。
話は逸れますが、発言しない人が多く存在する会議は、それだけ時間を無駄にする余裕があるということです。
余裕がないのにそんな会議をしているのであれば、その組織から避難することをおすすめします。
会議で発言するための考え方と具体例
会議の目的を理解する
会議にはその会議で果たしたい目的があります。
結論を出したい、方向性を決めたいなど、会議の目的を理解しましょう。
その上で、目的からずれてるかどうかを常に意識し、今の議論が会議の目的に繋がっていない場合は、発言するチャンスです。
「すみません、確認させてほしいのですが、これって今回の目的にどう繋がってますか?」
「分からなくなってしまったのですが、この話って本来の目的とどう関係してますか?」
会議の目的を理解していれば、話が逸れたときにこういった発言で本筋へ戻すことができます。
会議の本筋へ戻せればベスト
その際、少しずれてしまった話をうまく本筋と繋げることが併せてできれば、より良い発言となります。
ただし、まとめようとすると、出しゃばっていると思われてしまう危険性があるので、あくまで質問風に言った方がいいかもしれません。
分からない人を代表して質問する
会議中に分からないことや疑問に思ったことをメモしていって、自分だけでなく他の参加者も分からなそうなことを質問するという形で発言しましょう。
「〇〇という話でしたが、順番としてはこれを決めてからという認識でよろしいでしょうか?」
「〇〇と△△を優先することになりましたが、どちらかを選択する場合は、どちらをより優先させますか?」
疑問に思った後すぐに会議の中で補足が入り、質問しなくても解決する場合が結構な確率であるため、進行役の人が質問や意見を求めるタイミングまで待つ方が得策です。
対立する意見の中間を探る
会議の中で意見が対立することはよくあります。
どちらかの意見に賛同するのではなく、それぞれの意見の良いところを取り入れて、中間を探って発言してみましょう。
「Aさんがおっしゃった通り、顧客視点ではプラン①が最適に感じますが、Bさんの〇〇という意見は利益率的に捨てがたいので、プラン①に組み込むことはできないでしょうか?」
対立意見の中間を探るということは、「対立」を「共存」に変化させることにも繋がります。
このときに新しい考えや意見を入れすぎると、また別の対立がうまれてしまうので注意してください。
最後にやるべきことを確認する
発言できない人にとって一番ハードルが低いのが、「やるべきことを確認する」かもしれません。
「最後に確認させていただきたいのですが、私は(私たちは)10月中に〇〇をまとめて、Cさんに確認してもらったらいいんですよね?」
会議において、「議論して満足」してしまって、じゃあ何をする?がきっちり整理できていないパターンがあります。
それを防ぐためにも、自分が何をすべきか理解していることを発言して共通の認識にすることはとても重要です。
『ピークエンドの法則』
進行役がしっかりしていると、最後に整理してくれる場合もありますが、自ら発言して整理できると会議の締めくくりとして良いと思います。
『ピークエンドの法則』といって、最後の印象が良ければ全体の印象が良くなります。
会議の最後に発言することで、「会議にしっかり参加していた」という印象を与え、周りからの評価も高くなるでしょう。
まとめ
会議で発言するメリットとポイントを解説しました。
・会議の理解度が上がる
・意欲的だと思われる
・評価される
・自己肯定感が上がる
メリットをみてやってみようと思った人は、次のポイントを意識して、会議で発言してみましょう。
・会議の目的を理解する
・分からない人を代表して質問する
・対立する意見の中間を探る
・最後にやるべきことを確認する