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カラーバス効果とは?「カラーバス効果」を営業や仕事に活用する!!

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悩み人

カラーバス効果って何?

仕事で使えるの??

心理学用語でカラーバス効果というものがあります。

この記事ではビジネスで使える心理学として、カラーバス効果について実際に体感してもらいながら解説していきます。

営業の人に限らず、仕事や家庭でも活用できる効果なので、ぜひあなたの生活に取り入れてみてくさだい。

カラーバス効果とは

カラーバス効果とは

まずはカラーバス効果の語源と内容を解説します。

カラーバス効果の語源と意味

カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」という英語が由来です。

色を浴びる……??よくわからないと思いますので、あなたの身の回りで試せる実験をしながら解説していきます。

目をつぶって、周りにある黒いものをできるだけ多く思い浮かべてくさだい。

いくつ思い浮かびましたか?3つか4つくらい思い浮かべられたら良い方ではないでしょうか。

黒いものを思い浮かべようとしたあとで、目を開けてみると黒いものに目がいくようになっていると思います。

これがカラーバス効果です。黒いものを思い浮かべようと意識したあとだと、目が黒いものを見つけるように無意識に動いてしまうのです。

『カラーバス効果』

ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。

papazo

カラーバス効果は意識の問題だから、すぐに実践できるよ!

今回の例では黒という色でやってみましたが、言葉や環境など、あなたが意識できるもの全てに効果があります。

カラーバス効果は色以外にも使える!

カラーバス効果は、色だけに限ったことではありません。言葉や環境など、意識できるもの全てに利用することが可能です。ここで一つ質問です。

papazo

ここまで読んで誤字に気づいた??

ここまでの文章で誤字があったことに気づきましたか?

「ください」と書くべきところを2箇所、「くさだい」と間違えています。

たぶん、気づいた人はいないと思います。「誤字を見つけよう」と意識して文章を読んでいれば見つけることができます。職業がライターの人は誤字チェックが染みついているので、もしかしたら気づけるかもしれません。

これもカラーバス効果です。「誤字」というものを一度意識することで、「誤字」を無意識に集めようとします。

カラーバス効果は仕事でも使える

このように、カラーバス効果は色以外にも取り入れることができます。

あなたのほしい情報を意識することが重要になるので、カラーバス効果を活用するためにどこに意識を向けたらいいか考えてみましょう。

カラーバス効果を活用することは仕事をする上でとても役に立つ技術なので、ぜひ習得して実践してみてくさだい。

カラーバス効果の活用(営業)

カラーバス効果の活用

ここでは、営業職の人がカラーバス効果を活用するためにどこに意識をむけたらいいか、例を紹介するので参考にしてみてください。

カラーバス効果で「自分の意識」を変える

まずは自分の意識を変えるところから始めましょう。

営業の人は自分が「売るもの」には即座に反応できます。

例えば家電の営業をしている人は、家電のニュース、価格や納期、新商品や新技術にはとても敏感に反応します。

papazo

意識を変える→注目することを変えるって意味だよ!

「売るもの」から「困りごと」へ意識を変える

カラーバス効果を活用して、その意識を「売るもの」から「困りごと」に変えてみてはいかがでしょうか?

そうすることで、目に入るものが変わってきます。

家電のニュースではなく、介護や子育てのニュースが目に入るかもしれません。困っている、悩んでいることに注目して、世の中の人が何に困っているか情報を集めます。

時代によって困りごとは変化する

新商品や新技術ではなく、新しい時代だから生まれる新しい困りごとが目に入るかもしれません。

何か困っている人を探して、何が困りごとなのか考えるようになります。

「困りごと」と「売るもの」をリンクさせる

その困りごとに自分が営業として売るものの中で、何がマッチするのか考えるようになるのです。世の中の人が困っていることの情報を集め、その困りごとを解決できる商品が自社にあるか考えます。そうすることで、課題解決という本来営業職が一番必要なことに目を向けることができます。

これは自分の中だけでできる変化なので、今すぐに取り入れてみてはいかがでしょうか。

papazo

「顧客目線」は営業の基本だよね!

カラーバス効果で「相手の意識」を変える

カラーバス効果は相手の意識を変えることにも使えます。

どこに注目してほしいか考えて、対立から共闘に意識を変えてもらいましょう。

「売る人」では売れない

営業の人は、自分が「売る人」で相手を「買う人」と意識している場合、相手にもそれが伝わってしまいます。

相手が「この人は売りたいんだ」とあなたのことを意識してしまうのです。

この意識をカラーバス効果を使って変えます。

相手と同じ立場になる

自分も相手も「悩みを解決したい人」という共通意識を持つようにするのです。

何かを買おうか迷っている人には、それを買って解決したい悩みがあります。

例えばブランド物の財布を買おうか迷っている人は、「気持ちを上げたい」「周りから良く見られたい」「自分を褒めてあげたい」など、それぞれ財布を買うことで何かを解決しようとしています。

あなたは「一緒に悩みを解決したい人」になるのです。

「なぜ買おうとしているか」が大事

開口一番に「これが新商品でおすすめです」なんて言ってしまえば、相手はあなたのことを「一緒に悩みを解決したい人」とは思いません。

「何を買いに来たのか」ではなく、「なぜここに来たのか」を教えてもらえるような話し方をしてみましょう。

「なぜここに来たのか」「解決したい悩みは何か」

「財布はどのくらいのペースで買い替えてますか?」「今はどんな財布を使っていますか?」など、相手が話をできる環境を作って、「なぜここに来たのか」「解決したい悩みは何か」を教えてもらいましょう。

まずは自分の意識から!

相手の意識を変えることは、自分の意識を変えることより難しいです。

自分の考えが正しい!と、頑固で自分の意識を変えることができない人が、相手の意識を変えられる訳がないので、まずは自分の意識を変えて、それができてから取り組むようにしましょう。

カラーバス効果の活用(仕事全般)

カラーバス効果の活用

ここでは、仕事全般でカラーバス効果を活用できる例を紹介します。

めんどくさい人への対応

職場に必ずいるめんどくさい人への対応にもカラーバス効果を活用できます。

あの人は「めんどくさい」と思ってしまうと「めんどくさい」ところばかりに目が行ってしまいます。

良いところを意識する

その人にも少しくらい良いところはあるはずなので、そこを意識してみてください。

無理矢理良いところを言うなら……みたいな部分で十分です。

それだけでその人のことが少し変わって見えてくるはずです。

今の仕事をスキル習得訓練だと思う

仕事がつまらなかったり、目的が持てない人は、給料をもらってスキルを身につける訓練をしていると意識を変えてみてください。

世の中には、あなたが仕事で得られる経験を、お金を払って講座を受けて習得している人もいます。

自分の仕事の見え方が変わる

そういう風に意識を変えると、自分の仕事の見え方や仕事を依頼されたときの判断基準が変わってきます。

例えば、人気の資格でファイナンシャルプランナーがありますが、サラリーマンの人は年末調整でその一部を経験できています。

しかも就業時間内にやるので給料が発生します。

「いい経験」が集まってくる

カラーバス効果を活用しないと、ただの面倒な事務処理、意識を変えれば「いい経験」になるのです。

今の仕事だからできる経験を積極的に探してみてください。

給料をもらいながらそんな経験ができて羨ましい!と思う人がきっといるはずです。

まとめ

カラーバス効果とは、

ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象

のことでした。

カラーバス効果を活用することで、営業や仕事全般がうまくいくかもしれません。

いくつか活用方法を紹介しましたが、もっとあなたに合う活用方法があるはずです。

papazo

意識すれば集まってくる「カラーバス効果」を意識して、あなたの元へ集まってくるものを操作しよう!!

このような仕事術はビジネス書を読むことで養われます。もし今回の記事で興味を持った人は、辞書のような分厚いビジネス書『シン・サラリーマン』がおすすめです。ぜひ読んでみてください!