・30代で単身赴任となり転職をするか悩んでいる…
という人におすすめの記事です。
エン・ジャパン株式会社が2019年に実施した「転勤に関するアンケート調査」によると、30代の66%が「転勤は退職を考えるきっかけになる」と回答しています。
この記事で紹介するデメリットは下記の5つです↓
・金銭的負担が増える
・パートナーの負担が増える
・家族の習慣を変える必要がある
・子どもの成長が見れなくなる
・孤独を感じる
私が30代で単身赴任となり、2人の小さい子供と離れて暮らすことになった体験談も踏まえて、単身赴任のデメリットと転職すべきかどうかを解説するよ!
単身赴任のデメリット5選
金銭的負担が増える
2021年に総務省の発表した「家計調査報告(家計収支編)」によると、単身世帯の生活費は月平均155,046円でした。(単身赴任の生活費ではないのであくまで参考値です。)
単身赴任手当が出る会社は多いですが、それ以上に2重生活の金銭的負担が大きくなることは多いです。
家具や家電、毎月の光熱費や通費などがかかるため、会社から付与される手当てよりも負担が大きくなるか計算しておく必要があります。
パートナーの負担が増える
子育て真っ只中の場合は特にですが、家事や子育てなどパートナーにかかる負担は大きくなります。
日々の細かい相談をする機会も減るため、ストレスがかかってしまうことがあるかもしれません。
(ちょっと悲しい話だけど)逆に単身赴任してくれた方が楽になるという話も聞くので、家庭によってデメリットとは限らない可能性もあるよ!
家族の習慣を変える必要がある
保育園への送り迎え
子どもの習い事の送り迎え
パートナーの仕事や趣味
など、今まで夫婦で協力していたからできていたことができなくなり、習慣を変えなければいけない可能性があります。
子どもの成長が見れなくなる
どのくらいの頻度で帰れるかにもよりますが、月1回しか帰れない距離へ単身赴任した場合、見ない間にめちゃくちゃ成長している可能性があります。
自立して歩く瞬間を見逃したり、1語話すことがやっとだった子が普通に2語話していたり…
動画を送ってもらうしかないか……。
孤独を感じる
休日のたびに帰省できればいいですが、知らない地でひとりで休日を過ごすとなると孤独を感じます。
特に趣味がなく、休日は家族と過ごすことが普通になっていた人は、「孤独」について妄想してみてから決断した方が良さそうです。
単身赴任をする場合に確認するべきこと
どんな手当てがあるか?
単身赴任手当
家賃補助
帰省手当
赴任手当
引越し手当
など、会社によって単身赴任者に付与される手当ては異なります。
実際に話を聞くと、結局自己負担額が大きくなることが多いようなので、あらかじめ手当てを確認し、収支予測を立てておきましょう。
どこまで会社負担か?
引越し、家賃、駐車場、帰省などどこまで会社が負担してくれるか確認しておきましょう。
私の場合、インターネット回線付のアパートにしましたが、そのための工賃は個人負担と後から知りました。
他にも、引越しにかかるガソリン代はガソリンスタンドの満タン証明書があれば支給されるとのことでしたが、証明書をもらい忘れてしまいました。
手当ては事前に確認して、余計な出費がないようにしたいね!
期間は決まっているか?
何年くらい単身赴任することになるんだろう……。
期間によって判断は変わると思います。
最初から期間が決まっているのか、最長でどのくらい単身赴任することになるのか、確認した上で判断するようにしましょう。
単身赴任を回避する方法
会社に交渉してみる
基本的に転勤は拒否することができないですが、ダメ元で交渉してみてもいいでしょう。
これで回避できる可能性はかなり低いので、実際は期間の確認時と併せて聞いてみるくらいになるのではないでしょうか。
自分の要望を会社に知っておいてもらうことも重要だよね!
転職する
冒頭でも紹介しましたが、30代の66%は転勤が転職を考えるきっかけになったと回答しています。
転職が当たり前の現代において「転職する」は、単身赴任を回避する筆頭候補になるのではないでしょうか。
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・全国の求人を取り扱っている
実際に単身赴任して感じたメリデリ
私が実際に単身赴任して感じたメリットとデメリットを紹介するよ!
単身赴任して感じたメリット
メリットはとにかく自由が増えたことです。
このような記事を書く副業や趣味の読書もそうですし、食べたいものが食べれたり好きな時間に外に出れたりするのは独身時代を思い出します。
単身赴任して感じたデメリット
家族に会えない
これが一番のデメリットだと感じました。
世帯年収が減る
どうしてもパートナーの負担が増えてしまうので、パートナーは収入を増やす時間を捻出しにくくなります。
一方私も年収が極端に上がったわけではないので、何かをアウトソーシングしないとフルで共働きして世帯年収を上げることは難しくなりました。
仕事のメリハリがつかない
早く帰って子どものことをやったり家事をやったりするということが激減するため、ダラダラと仕事をしてしまうと感じました。
家のことが大変だと、無意識に仕事の効率化を実践するんだね!
まとめ
30代で単身赴任することによるデメリットを5つ紹介しました。
・金銭的負担が増える
・パートナーの負担が増える
・家族の習慣を変える必要がある
・子どもの成長が見れなくなる
・孤独を感じる
転勤は成長、出世するチャンスとも言えるため、先々のキャリアや家庭のことを総合的に考えて判断する必要があります。
あなたの人生にとって何が大事か、考えるいいきっかけになるといいね!!
30代で単身赴任に関するよくある質問
単身赴任は金銭的負担が大きくなる?
会社から手当てがでることが多いですが、それ以上に負担が増えることがほとんどのようです。
転勤は回避できる?
基本的にはできません。
期間や条件など確認できることを確認しながら、要望は伝えてもいいと思います。
単身赴任するくらいなら転職もアリ?
全然アリです。
転勤が転職を考えるきっかけになった30代は66%と半数を超えています。