・AIが身近に迫ってきていて仕事を奪われないか不安…
・今の仕事をこのままあと30年やっていけるか不安…
という人へおすすめの記事です。
『Siri』や『Alexa』などから始まり、少し前から『ChatGPT』や『Bing AI』が話題となりました。
生成AIで作られた画像を見たことがない人の方が珍しいくらいAIが身近に迫ってきています。
前々から「AIに仕事を奪われるかもしれない」と不安に思っていたけど、見て見ぬふりをしてきた人もさすがに無視できないところまできています。
この記事では…
・すでに奪われている仕事
・奪われそうで奪われない仕事
・奪われないための対策3選
について紹介していきます。
奪われる仕事がどうか簡単に見分ける方法も紹介するよ!!
ミドル層でこの記事を読んでいる人は、早めに動かないとどんどん厳しくなるかもしれません…。
AIにすでに奪われている仕事
すでに奪われている仕事として3つ紹介します。
・コールセンター
・倉庫作業
・大手企業の事務職
コールセンター
SBI証券
ヤマト運輸
ソフトバンク
などなど、ボイスポットを活用してコールセンターを自動化している企業はすでに数多くあります。
一番に挙げられる利点は「24時間365日対応可能」という点です。疲れ知らずで労働基準法も関係ないため、AIに任せるメリットが多く、切り替えが進んでいます。
倉庫作業
物流2024年問題により人材不足が深刻な運送業界では、ドライバーのAI化が難しいこともあって物流倉庫の無人化に積極的です。
自社で物流倉庫を持つ花王は、30人いた倉庫のAIを導入して2,3人まで作業者を減らすことに成功しています。
物流倉庫で意外と多い労災の心配が減ることもAI導入に拍車をかけていることが考えられます。
大手企業の事務職
大手企業は業務効率化のために業務が細分化されています。
細分化しても仕事量が多く、人員も多いので成り立つという点が大手企業にしかできない仕事の割り振りでした。
しかしAIが進化すると、データ入力や電話受付、製本作業といったピンポイントな仕事なら任せられるようになってしまい、今までその仕事だけをやってきた人たちの仕事は奪われてしまいます。
何かに特化した事務仕事をしている人はAIに奪われる可能性大だよ…!
AIに奪われそうで奪われない仕事
逆に、奪われそう(近々奪われる)と言われていたけど、なかなか奪われない仕事を3つ紹介します。
・中小企業の事務職
・コンビニ店員
・ホールスタッフ
中小企業の事務職
大手企業の事務職と違い、中小企業(規模が小さければ小さいほど)の事務職はなんでもやることが多いです。
AIに切り替えるにはコストがかかることに繋がるため、仕事の幅が広ければ広いほど、奪われない仕事として重宝されます。
コンビニ店員
「コンビニは数年以内に無人化する」と言われ続けていますが、全くその気配がありません。
アメリカの無人コンビニ『Amazon Go』はAIを駆使して2018年の1号店オープンした当初、「3年で3,000店舗を目指す」と意気込んでいましたが現実は厳しく、すでに撤退の様相を呈しております。(現在約20店舗と寂しい結果に…)
『Amazon Go』が流行らなかった理由としては…
などが挙げられています。どれも日本人なら大丈夫!とはならなそうなので、今後もコンビニの無人化はなかなか進まないかもしれません。
日立の無人コミュニケーション店舗『CO-URIBA』
株式会社日立製作所が提供する無人コミュニケーション店舗『CO-URIBA』は従業員限定で利用できる無人店舗で、生体情報とクレジットカード情報などの決済情報をあらかじめ登録しておくことで、棚から商品を取ったときに顔認証で自動決済が完了します。
「ありがとうクーポン」を従業員同士で送りあって、そのクーポンで買い物ができる仕組みになっており、日立は社内コミュニケーションツールとしてこのシステムを広めようとしているようで、無人化による人件費削減とは違う方向でAIを活用しています。
AIの活用はどの企業も考えることだけど、それを人の代わりに使うかどうかはまた別の話なんだね…!
ホールスタッフ
ガストやバーミヤンを展開するすかいらーくホールディングスは、セルフレジやタブレット注文に続いて『ネコ型配膳ロボット』を導入しました。
しかし、配膳業務がなくなってもホールスタッフの仕事は他にもたくさんあります。前述したガストでは、トイレやドリンクバーの清掃にかける時間が増えました。
さらに、重い食器を運んだりホール内をたくさん歩くことがなくなったりすることで、シニアの従業員が働きやすくなり、定着率が上がるという効果もあります。
人材確保が難しくなってきている飲食業界において、人件費削減よりも人材確保でAIが活用されています。
AIに奪われる仕事かどうか簡単に見分ける方法
奪われる仕事がどうか簡単に見分ける方法を紹介するよ!!
業務マニュアルが作成可能か?
業務マニュアルが作成可能な仕事はAIに奪われる可能性大です。
逆に仕事内容が多岐に渡り、業務マニュアルを作成することが困難な場合は近々奪われることはないでしょう。
あなたの仕事が新入社員に対して業務マニュアルだけで引き継げちゃう場合はピンチかも!
AIに仕事を奪われないための対策3選
・リスキリング
・コミュ力の向上
・異職種への転職
リスキリング
新しい知識やスキルを学ぶことで、人生100年時代に重要なフェーズとして注目されています。
人生100年時代を謳いベストセラーとなった『LIFESHIFT』でもリスキリングの重要性が書かれていますが、30代40代でも学び直すことが必要な時代になってきています。
AIに奪われるかどうかではなく、AIと共創していけるようなスキルを身につけることがこれからの時代に必要なのかもしれません。
コミュ力の向上
コミュニケーション能力はAIにとって鬼門なので、差別化するために能力の向上は常に意識しましょう。
コンサルタントやカウンセラーなど、人同士のコミュニケーションが重要となる仕事はAIが進化することで逆に需要が高くなりそうな気配があります。
AI電話にイラッとした話
前述した通り、電話受付にボイスポットの利用が増えてきており、先日某家電メーカーの修理窓口に電話した際もAIに対応していただきました。
・質問されてから1秒くらいで「聞き取れませんでした」と言われる…
・さんざん情報を聞かれた挙句、何をしてくれるのか回答がないまま電話が終わる…
まだ話してないのに「聞き取れませんでした」にはむかついた!
終わった後にイライラしか残らない電話のやり取りを経験したよ!!
「間」や「相手の感情」を理解するにはまだまだ時間がかかりそうだ…という印象を受けました。
異職種への転職
異業界かつ異職種への転職はかなり厳しいので、業界はそのままで異職種への転職を目指しましょう。
職種の幅を広げて、あなたにできることを増やすことができればAIに仕事を奪われる可能性は低くなっていきます。
先ほど紹介した奪われない仕事を参考に、あなたの仕事の幅を広げるためにどんな転職が向いているか考えたり、転職エージェントに相談してみたりするといいかもしれません。
・登録時に審査がある
・30代の転職成功例多数
・プラチナスカウトで特別なオファーがくる
まとめ
AIに仕事を奪われるかどうかをテーマに、
・すでに奪われている仕事
・奪われそうで奪われない仕事
・奪われないための対策3選
を紹介しました。
奪われそうで奪われない仕事として紹介した↓3つを参考に、あなたの仕事の幅を広げる対策を取る必要があります。
・中小企業の事務職
・コンビニ店員
・ホールスタッフ
コンビニ店員やホールスタッフはなかなか奪われないから目指しましょうという話ではなく、なぜ奪われないのか理由を理解して、その上であなたが取るべき対策を考える必要があります。
・リスキリング
・コミュ力の向上
・異職種への転職
対策として↑3つを紹介しましたが、どれも現職を続けながらできることなので、まずは行動に移してみるといいと思います。
・圧倒的な求人数(2024年10月時点で求人数29万件以上)
・全国の求人を取り扱っている
AIに仕事を奪われるに関するよくある質問
すでにAIに奪われている仕事は?
コールセンター、倉庫作業、大手企業の事務職などがすでにAIに奪われている仕事としてあります。
AIに奪われそうで奪われない仕事は?
ホールスタッフ、コンビニ店員、中小企業の事務職などがAIに奪われそうで奪われない仕事となっています。
AIに仕事を奪われないための対策は?
リスキリング、コミュ力向上、異職種への転職が対策として考えられます。