・Z世代がすぐ人のせいにする…
・Z世代の他責思考に周りがイライラしている!
という人へおすすめの記事です。
Z世代を育てる上で難点になってくる「他責思考」について、考え方や口癖、自責思考へのシフトの方法などを紹介します。
Z世代との接し方の参考にしてみてね!!
他責思考と自責思考
責任や原因が自分以外のところにあると考えることを「他責思考」と言います。
自分以外の具体例としては、
・他人
・環境
・状況
などがあります。他責思考の人は「〇〇さんのせい」「環境のせい」「状況のせい」という感じで自分以外に責任があると考えます。
逆に「自責思考」という言葉があり、自責思考は「自分のせい」と考えます。
他責思考と自責思考でどちらが良い悪いではないですが、ビジネスにおいては圧倒的に自責思考がいいとされています。
自責思考が求められる理由
ビジネスシーンで自責思考が重宝される理由は「改善できる」「自発的に動く」「仕事が早い」の3つ!
改善できる
ミスが起きたときに環境や状況のせいにするのではなく、自分に責任があると考え、同じことが起きないためにどうしたらいいか改善案を模索することができます。
組織としては同じミスを繰り返してほしくないため、実行可能な改善案が出てくる自責思考の人が重宝されます。
自発的に動く
自責思考の人は自分の責任の範囲を把握している場合が多いので、責任の範囲内で意思決定を続けます。
どこまで自分でやったらいいか分からない他責思考の人に比べ、指示待ちになることが少なく、マネジメントしやすいという特徴があります。
仕事が早い
自分ができること、改善できることにフォーカスして仕事ができるので行動が早くなります。
そういう人へ仕事を任せると、自責思考でどんどんこなしていくため、様々な仕事が集まっていきます。
他責思考の口癖5選
私の仕事じゃない
責任を回避することが染みついていると出てくる言葉です。
この言葉は自分さえ良ければいいという気持ちが詰まってる最悪な言葉だと思う!
協力したり改善したりする気持ちがゼロなんだなってガッカリするよね!
聞いてない
「私の仕事じゃない」と同様に、聞いていなければ責任から逃れられると思っている他責思考の人の口癖です。
自分以外の誰か、何かが原因であればなんでもいいと考えている人がよく口にします。
たまたま
他責思考の人は、営業成績が悪かったりお客様からクレームがきたりした際に、「たまたま調子が悪くて…」とか「たまたま変な客に当たった…」など、偶発的な感じを口にします。
環境が悪い
職場環境のせいにする人が多用する言葉です。
評価制度や人事などルールを変える気もなく、会社の悪口ばかり言っている人は他責思考に近い考え方かもしれません。
だって
指摘されたときに「だって」「でも」「いや」と反論してくる人は、その言葉のあとに自分以外のせいだという言い訳をします。
反射的に言ってしまっている(口癖になっている)人は、自責思考という考えがほぼないのかもしれません。
他責思考をやめる方法
・責任範囲を明確にする
・挑戦しやすい環境を作る
・自己肯定感を上げる
責任範囲を明確にする
責任の所在をはっきりさせることで、他責に逃がさない方法があります。
このときに重要なことは、裁量も明確にすることです。その仕事に使っていいモノ、ヒト、カネ、時間などを明確にしてそれに対して目標を設定しましょう。
挑戦しやすい環境を作る
責任を取らされて「出る杭は打たれる」状態では、自責思考は出てきにくいです。
・挑戦したことを評価する
・挑戦した人だけに責任を負わせない
など、失敗してもいいんだと思えるような環境を作ることで、自責思考は育っていきます。
自己肯定感を上げる
自己肯定感を上げることで、自分をめたり許したりできるので、自責思考で考えられるようになります。
ただ、自己肯定感を上げる(高める)ことはとても難しいため、↓この本に書かれているように「見つける」に考え方をシフトした方がうまくいくかもしれません。
まとめ
Z世代を育てる上で難点になってくる「他責思考」について、考え方や口癖、自責思考へのシフトの方法などを紹介しました。
責任や原因が自分以外のところにあると考えることを「他責思考」と言います。
ビジネスにおいて、他責思考ではなく自責思考が求められる理由としては、
・改善できる
・自発的に動く
・仕事が早い
の3つを紹介しました。
自責思考にシフトさせる方法として、
・責任範囲を明確にする
・挑戦しやすい環境を作る
・自己肯定感を上げる
の3つを紹介しました。
まずはあなたが「あいつはZ世代だから」という他責思考を捨てて、自分に何ができるのか、自責思考で取り組んでみよう!!