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Z世代はプライドが高い?プライドが高い理由と対処法

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20代の若手社員に対して、プライドが高くて扱いが難しいな……と思ったことはありませんか?

papazo

「プライドが高い」はZ世代の特徴でもあるので、理由や背景を正しく理解して対応しよう!!

Z世代とは

Z世代とは

概ね1990年代中盤から2000年代終盤、または2010年代序盤までに生まれた世代のこと

(引用:Wikipedia)

実年齢でいうと、2023年現在、1995年生まれの人は28歳なので、20代はZ世代という認識で問題ないと思います。

語源は?

アメリカのジェネレーションZからきており、こは世代を表す世界共通の言葉という認識で大丈夫です。

ちなみに「ゆとり世代」は1987年から2004年生まれと言われていて、日本独自の呼び名となっており、Z世代かつゆとり世代という人も存在します。

papazo

読み方はそのまま「ゼットせだい」でOK!

プライドが高いと感じる理由

Z世代はプライドが高いと感じる理由

自己評価が高い

SNS等で「できる自分」を演じる機会が多い

短所も「自分らしさ」であり、もはや短所ではない

という理由から、自己評価が高く、他者からの評価とギャップができやすい傾向にあります。

自己評価が高いと「できない自分」を受け入れることができないため、周りからプライドが高いと認識されてしまいます。

失敗に慣れていない

「順位を付けることは悪」という環境で育っているため、失敗に慣れていないことが特徴としてあります。

日本能率協会マネジメントセンターの「イマドキ新入社員意識調査2021」では、

「失敗したくない」

Z世代:79.0%

ミレニアム世代:71.9%

氷河期世代:70.6%

と他の世代よりも高い結果となっています。

打たれ弱いというよりも打たれ慣れていないため、打たれること自体に「なにそれ?」状態になってしまう可能性があります。

他責思考

失敗しても「◯◯のせいで、自分は悪くない」「教えてもらっていない」など、他責思考になる傾向があります。

もちろん誰がやっても失敗しない仕組みをつくることが大事であるのは前提としてありますが、失敗を次に活かせるように反省する自責の気持ちを少しは持ってもらいたいというのが教育者側の本音ではないでしょうか。

papazo

次に活かす気がないなら教える気にもならないよね!

背景は「デジタルネイティブ」

プライドが高い背景はデジタルネイティブ

プライドが高いと思われてしまう主な原因は「デジタルネイティブ」が考えられます。

デジタルネイティブとは

インターネットやデジタル機器がある環境で生まれ育った、1990年代以降に生まれた人のことを指します。

Z世代はその時代よりも更にデジタルが進化してSNSが当たり前の環境で育っています。

背伸びしてしまうSNS

こんなすごい経験をした

こんなすごいものを手に入れた

など、SNSでより多くの「いいね」をもらうために背伸びしてしまうという経験をしている世代です。

今のおじさんたちは飲み会で武勇伝を話すことで精一杯だったのに、若い人はSNSで承認欲求を満たすことができます。

他人からの見られ方への執着

より良く見られたい

他人からの見られ方が気になる

という見られ方への執着が他の世代より強いため、弱い部分を見せられずに(又は見せ方を知らずに)社会に出て、「強がっている」と思われ、プライドが高いと認識されてしまっています。

プライドが高いと思った時の対処法

プライドが高いZ世代への対処法

数字で共有する

仕事ができるできないを誰が見ても同じ評価になるように数値で共有しましょう。

時間も同じ考え方で、締切りなどは時間で正確に伝えるようにしましょう。

お互いが同じ物差しで評価することによって、自己評価と実際の評価の差異をなくし、現状を納得してもらうところから始めてみるといいと思います。

失敗に慣れてもらう

ミスは付きものとして、たくさん失敗してもらってください。

その後の対応が大事で、「失敗から経験する」ことを覚えてもらいましょう。

そのためには、ミスに対して怒らず、原因追及や対策検討を同じ目線で行うことが重要になります。

任せる

他責思考をなくすために、権限を与え、任せましょう。

新人に任せる仕事なんてないと思った人は考えが少し足りません。

社内の清掃、受付のレイアウト、顧客への休暇案内など、任せる仕事は何でもいいです。

とにかく責任者として仕事をする経験をしてもらうことがポイントです。

papazo

逃げ場をなくすことも時には必要だよ!

まとめ

Z世代のプライドが高い理由は、

・自己評価が高い

・失敗に慣れていない

・他責思考

その対処法として、

・数字で共有する

・失敗に慣れてもらう

・任せる

を紹介しました。

ものを習うということは、相手の前に、何も知らない「ゼロ」の自分を開くことなのだ。

『日日是好日』 森下典子

プライドが邪魔をすると、「習う」ところまでなかなか到達できません。

世代が違えば考え方や価値観が違うのは当然なので、「ゼロ」の自分を出せるようにしてあげることが重要です。

papazo

相手に変わってもらうのではなく、まずはあなたが変わった姿を見せよう!!