・定時帰りしたい人
・定時帰りして何が悪いの?
という人へおすすめの記事です。
この記事では定時で帰れる職場環境について解説するよ!
定時で帰る人の特徴は別の記事で!
定時帰りは当たり前の時代
日本の労働時間は多くない
経済協力開発機構(OECD)が2021年に公表した「労働者1人当たりの年間労働時間データ」では、
日本:1,607時間
となっており、45か国中31位でした。
ちなみに1位、45位、アメリカは下記の通りです。
1位 コロンビア:2,405時間
12位 アメリカ:1,752時間
45位 ドイツ:1,341時間
働き方改革が進行中
日本では「働き方改革関連法」が2019年4月1日から順次施行されています。
2024年も建設業の時間外労働の上限規制などが適用されるなど、日本の労働時間は年々減少していくことが考えられます。
Z世代の残業観
株式会社オロが2023年に18歳〜29歳のZ世代を対象に実施した『Z世代の「残業時間」に関する実態調査2023 第1弾』において、就職・転職先を考える上で、新しい職場での残業の有無を気にするかという質問に対して、
「とても気にする」43.3%
「少し気にする」39.0%
「あまり気にしない」11.5%
「まったく気にしない」6.3%
という結果が出ています。
残業時間を気にする割合は8割を超えており、定時帰りできる仕事でなければ人材確保が難しくなっています。
当たり前に定時帰りできない理由
株式会社識学が2023年に実施した「残業に関する調査」において、「残業を減らすために職場へ求めることは何ですか」という質問に対して、
1位「必要のない業務をさせない」37.3%
2位「残業をしない雰囲気づくり」32.0%
3位「人員を増やす」27.7%
4位「仕事の割り振りを的確にする」26.3%
5位「ノー残業デーなどの残業をしない施策の実施」18.0%
という結果になっています。
この結果から逆説的に定時帰りできない理由を考えると、
無駄な業務がある
定時で帰れる雰囲気じゃない
人員が足りない
仕事の割り振りが不適格
会社としての施策がない
となります。これはあくまで職場的な理由ですが、もしあなたの職場に当てはまる項目があれば、今いる環境で定時帰りを当たり前にすることは難しいかもしれません。
定時で帰れる仕事は?
株式会社ビズヒッツが2023年に実施した「定時退社できる仕事に関する意識調査」によると、残業なしで定時退社できる仕事ランキングは下記の通りです。
1位「事務職」
2位「製造職」
3位「医療系専門職」
4位「コールセンター」
5位「営業職」
定時帰りを当たり前にするためには仕事によるところが大きいので、あなたの仕事がそもそも定時帰りに適していない可能性もあります。
・圧倒的な求人数と知名度
・日曜も面談可能
当たり前に定時帰りする方法
前述した当たり前に定時帰りできない理由を元に、定時帰りする方法を考えます。
上司に相談する
「無駄な業務がある」「人員が足りない」「仕事の割り振りが不適」に関しては上司に相談しましょう。
不要な資料を作っている
参加する必要のない会議に参加している
誰の目から見ても明らかな人員不足
自分ばかり業務量が多い
など、あなたの上司に決定権がありそうなことに関しては上司になんとかしてもらってください。
上司ガチャでハズレを引いている人は別の方法を試してみよう……。
総務部に相談する
正常な総務部であれば、会社全体の残業時間を減らしたいと考えていると思うので、「定時で帰れる雰囲気じゃない」「会社としての施策がない」という部分に関しては総務部へ相談しましょう。
ただし、今の時代に残業に対して何も策を打っていない総務部はかなり遅れているので、期待は薄いかもしれません。
転職する
職場的な問題で当たり前に定時に帰ることができず、会社もそれを改善する気がないのであれば、転職して環境を変えましょう。
「定時で帰る」は「当たり前」と言える会社は世の中にたくさんあります。
私も転職によって「定時帰りが当たり前」になったよ!
・「原則定時退社」という条件で求人検索できる
・圧倒的な求人数(2024年9月時点で求人数29万件以上)
・全国の求人を取り扱っている
まとめ
定時帰りが当たり前にできない職場的な理由、
無駄な業務がある
定時で帰れる雰囲気じゃない
人員が足りない
仕事の割り振りが不適格
会社としての施策がない
がありました。
当たり前に定時帰りする方法として、
上司に相談する
総務部に相談する
転職する
を紹介しました。
職場的な理由で「当たり前に定時帰り」できない人もたくさんいると思います。
定時帰りが当たり前の職場に行けるといいね!
定時帰りは当たり前に関するよくある質問
当たり前に定時帰りできない理由は?
職場的な理由として「無駄な業務がある」「定時で帰れる雰囲気じゃない」「人員が足りない」などがあります。
当たり前に定時帰りする方法?
上司や総務に相談するか転職することをおすすめします。
日本の労働時間は多い?
多くありません。働き方改革によりどんどん減ってきています。
日本の年間労働時間は1,607時間、アメリカは1,752時間です。
(経済協力開発機構(OECD)が2021年に公表した「労働者1人当たりの年間労働時間データ」より)