三部作累計100万部突破のベストセラー『とにかく仕組み化』がおもしろい!!
著者:安藤 広大
出版社:ダイヤモンド社
『とにかく仕組み化』要約
「歯車として機能する人」が上に立つ
「替えの利かない人」ではなく、「歯車として機能する人」が人の上に立ちます。
「あなたがいないと困る」
なんて言われたことある??
「あなたがいないと困る」これは麻薬のような言葉です。言われて嫌な人はいないはず……。
しかし、その欲望が組織を属人化へ進めてしまいます。
仕事の攻略法を見つけたときに、「あなたがいないと困る」と言われたい欲望に打ち勝ち、会社のために周りへ攻略法を伝えられる人が「歯車として機能する人」として人の上に立つべきです。
「仕組み化」という考え方
組織あっての個人です。
もっと自分らしくありたい。
個として認めてもらいたい。
自分がいなくなったら困ってほしい。
「仕組み化」は、こういった考え方を捨て、組織の未来のために歯車になれる人を育てます。
「仕組み化」できると、組織は成長し、優秀な若手が辞めない会社を作り上げることができると本書では書かれています。
キーワードは「明文化」
明文化とは、制度やルールを明確にして、誰が見ても何をしたらいいか分かるように示すことです。
目標を明確にして、それを達成するための責任や権限も明確にします。
「明文化」が、「貢献できる人」を生み出すのです。
強い組織作りは、明文化することでできていく「仕組み化」が重要ってこと!!
社員が辞めない会社の3つのキーワード
「企業理念」
「この会社に居続けないと損だ」
「帰属意識」
企業理念
あなたは、自分の会社の「企業理念」を言える??
自分の会社が何を実現しようとしているのか、それを頭に入れて働くことができると、判断軸が明確になります。
人材不足、売り手市場の現代において、企業理念に共感して働くことができるかはとても重要な要素となります。
この会社に居続けないと損だ
あなたの会社は「辞めたら損」って誇りに思える??
会社そのものが社会から評価されたり必要とされたりすると、その会社の一員であることを誇りに思います。
会社が企業理念に近づいている実感が持てたとき、「進行感」を得ることができ、その会社で働く醍醐味を感じることができるのです。
帰属意識
アウトソーシングのデメリットってなんだと思う??
アウトソーシングや業務委託の最大のデメリットは、「同じ仲間」という意識が生まれないことです。
契約が切れたらそれまでという関係だと、とても短期的な視点になってしまい、「育てる」「育つ」という感情が生まれません。
会社に育ててもらったから、今度は育てる側に回ろうという長期的な視点が生まれ、帰属意識が芽生えます。
まとめ
安藤広大さんの著書『とにかく仕組み化』をご紹介しました。
三部作累計100万部突破のベストセラー『とにかく仕組み化』で、優秀な人材が辞めない組織作りを知ろう!!