・壁打ちって失礼なことなの……?
・「壁打ち」をしてシゴデキになりたい!
・壁打ち相手を見つけたい!
という人へおすすめの記事です。
この記事では、ビジネスにおける「壁打ち」について解説します。
壁打ちをすることで、あなたの仕事の捗り方は一気に加速します。
しかし、壁打ちは相手にとってメリットがないから失礼だと思っている人は結構多いようなので、「壁打ちは失礼なのか?」、「壁打ちするならどんな相手が最適か」について詳しく解説したいと思います。
壁打ちは早く仕事ができるようになるために重要な役割を持つから、最適な相手を見つけてどんどん壁打ちしよう!
ビジネスにおける壁打ちとは?
誰かに話すことで考えを整理することをビジネスでは「壁打ち」と言います。アドバイスや意見を求めることが目的ではないところが相談との違いとなります。
壁打ちをしているうちに、考えが整理されて新たな疑問や悩みが生まれることもあるため、壁打ちから相談に話が変化していくこともあります。
ここでは、壁打ちのメリットと、壁打ちは失礼なの?という疑問に答えます。
壁打ちのメリット
壁打ちのメリットは、あなたの中にある課題や答えが明確になることです。
上手く整理できていなくてモヤモヤしている場合でも、誰かに話を聞いてもらうこと(壁打ち)で、実はすでに持っていた答えにたどり着いたり、課題が言語化されて明確になったりすることがあります。
壁打ちしていくと頭の中が整理されて、考えていた以上のアイデアが閃くこともあるから、仕事が早い&デキる人はよく壁打ちをしている印象だよ!
壁打ちは失礼?
仕事でより成果を出すために壁打ちをすると思うので、しっかりとお礼を言えば失礼ではないでしょう。
相手があなたの成長を願っている立場の人であれば、失礼ではなくありがたいことにもなります。壁打ちすることで、整理して効率的に仕事を進めたいと思っていると感じることができるので、上司からしたらむしろ嬉しいことです。
大切なことは壁打ちした結果を伝えることです。「話を聞いてもらえて、〇〇と〇〇の違いが整理できました。ありがとうございました。」という感じで伝えると、相手も話を聞いてよかったと思えますし、次も聞いてあげたいという気持ちになります。
私の経験としては、頼ってもらえて嬉しいことはあっても、「失礼だな」とはならなかったよ!
壁打ち相手候補(無料)
ここでは、壁打ち相手の候補(無料)を紹介します。
メンター
キャリアや人生のお手本となるメンターがすでにいる人や社内にメンター制度がある人は、その人にお願いして壁打ちをしましょう。
メンターは指導や助言をしてくれる場合が多いので、最初に「壁打ちさせてほしい」と伝えることで、あなた主導で進めさせてもらうことができるでしょう。
同僚・上司
言い方は失礼ですが、壁打ちは相手の答え(アドバイスや意見)を期待しなくても可能です。
なので、「うんうん」と話を聞いてくれる同僚がいればその人に話してみてもいいでしょう。
パートナー
普段から仕事の話をしている場合、パートナーは壁打ち相手に向いています。
状況がわからないからこそ詳細に説明する必要があるため、見落としていた部分に気づけることもあります。
転職エージェント
あなたのキャリアや転職について壁打ちしたい場合は転職エージェントを利用してもいいでしょう。
転職エージェントはあなたを売り込むことが仕事になるため、その材料を得るためにめちゃくちゃ引き出してくれます。
私も最近、何名かの転職エージェントとオンライン面談をしたけど、自分では気づかなかった姿勢や要望、強みを知ることができたので、とてもいい壁打ち相手だったよ!
・圧倒的な求人数と評判
・日曜も面談可能
壁打ち相手候補(お手頃)
ここでは、お手頃価格の壁打ち相手の候補を紹介します。
どうしても「失礼かもしれない…」という気持ちが払しょくできない場合は、お金を払って壁打ちすることで、その気持ちをなくすことができるのでおすすめです。
coachee(コーチー)
coachee(コーチー)はキャリア相談したい人とキャリア相談を受ける人を繋ぐプラットフォームです。料金は1,000円~とお手頃で、お金を払っているからこそ真剣に対応してもらえる点がメリットとなります。
キャリア(転職や子育て、資格など)について壁打ちしたい場合は利用してみてください。
ココナラ
ココナラはスキルを売り買いできるプラットフォームです。
「壁打ち」と検索すると、3,000~50,000円くらいで壁打ち相手をしてくれるサービスがたくさん出てきます。
様々なサービスがあるので、特定の仕事(プロジェクト)について壁打ちしたい人でも相手を見つけられるサービスになっています。単に「電話で話を聞きます」というサービスもあるので、キャリア相談や仕事の相談というようなきちっとした話でもない場合は、ココナラがハードルが低くておすすめです。
壁打ち相手候補(高額)
マジキャリ
コーチとのオンライン面談を繰り返すことでキャリアプランの設計や自身に合う職種・業界を明確にすることができるサービスです。
最低440,000円(税込・入会金込)とかなり高めの金額設定となっているので、壁打ちというより一世一代の相談という感じになります。
もし人生相談のような大きな壁打ちを検討している人は、人生の大半の時間を使う「仕事」と向き合うために利用してみてもいいかもしれません。
キャバ嬢
キャバ嬢は話を聞くプロなので、壁打ちにおすすめです。
仕事がデキてお金をたくさん稼いでいる人や、逆にうまくいかなくてストレスを発散したい人など、さまざまなビジネスパーソンを相手にしているので、あなたにはない視点で話を聞いてくれる可能性があります。
壁打ちのために数回利用するくらいならそこまでお金もかかりませんが、ハマってしまうと高額な出費になってしまうかもしれないので注意が必要です……。
壁打ち相手に適した人物とは?
壁打ち相手として向いている人の特徴を紹介します。
もし会社の先輩に壁打ちさせてもらおうと思った場合も、できるだけここで紹介する特徴を持った相手を選ぶようにしましょう。
壁打ち相手に向いていない相手を選んでしまうと、求めていない結果になったり、仕事へのモチベーションが下がってしまったりするので、相手選びは重要です。
聴く力のある人
傾聴力(相手の立場になって人の話を聴く力)は近年注目されていますが、その力がある人は壁打ちにとても適していると言えます。
ただ「うん、うん。」と話を聞くのではなく、あなたの立場になって聴いてくれる人を「聴く力がある人」と言います。
傾聴力がある人は、「決めつけない」という特徴があるよ。経験を積むとどうしても決めつけてしまいがちなので、決めつけない上司は貴重な壁打ち相手候補だよ!!
仕事がデキる人
仕事がデキる人に壁打ち相手をしてもらうと、先を見て質問してくれたり、上手に相槌を打って話が整理しやすいようにしてくれたりします。
さらに、壁打ちの重要性も理解しているので、「整理したいので聞いてもらってもいいですか?」と素直にお願いしてもすんなり聴いてくれることが多いです。
論理的な人
感情的な人よりも論理的な人の方が壁打ち相手に向いています。
冷静な目で物事を論理的に判断してくれるので、話が逸れていってしまいそうなときに上手く軌道修正してくれるでしょう。
まとめ
ビジネスにおける「壁打ち」について紹介しました。
壁打ちとは、誰かに話すことで考えを整理することで、そうするとこで仕事が捗ります。デキる人は壁打ちの重要性を理解しており、それによって効率的に仕事を進めていきます。
「壁打ちは失礼」という話もありますが、成長を願っている相手にとって壁打ちは逆に嬉しいことでもあります。壁打ちした結果をしっかり相手に伝えることで、次も時間を作って話を聞いてあげたいとなるので、フィードバックは忘れずにおこないましょう。
壁打ち相手の候補として、
・メンター
・同僚、上司
・パートナー
・転職エージェント
・coachee(コーチー)
・ココナラ
・マジキャリ
・キャバ嬢
を紹介しました。あなたの状況やかけられるお金を考慮しながら壁打ち相手を探してみてください。「失礼かも…」という懸念が払しょくできないのであれば、お金を払うことでその気持ちはなくなると思うので、coachee(コーチー)やココナラで検索してみることをおすすめします。
壁打ちして整理することで、仕事を効率よくこなしていこう!!!
壁打ちに関するよくある質問
壁打ちとは?
誰かに話すことで考えを整理することです。
壁打ちのメリットは?
あなたの中にある課題や答えが明確になることです。
壁打ちは失礼?
私の経験としては、頼ってもらえて嬉しいことはあっても、「失礼だな」とはならなかったです。