残業代をあてにしていると、これから先の生活が厳しくなっていくよ!!
残業代の仕組みと上限
労働基準に定められた時間を超えて労働させた場合に、会社は残業代を付与しないといけません。
労働基準法では、1日8時間、週40時間と労働時間が定められています。
また、時間外労働の上限は月45時間、年360時間と定められています。
更に、月45時間の残業時間の上限を超えて良いのは年に6ヶ月までと細かく上限時間が法律で決められています。
残業代をあてにしてはいけない理由
働き方改革の推進
日本では2019年に働き方改革が施工され、残業時間を削減する動きが進んでいます。
まだまだ地方や中小企業には浸透していないところも多いですが、年々残業できない環境になってきていると感じている人は多いのではないでしょうか?
優秀な人材を確保するために、残業時間の削減は必須になってきているよ!
オープンワーク株式会社が2021年の発表した調査レポートの「年代別の月間平均残業時間の推移」では、月平均の残業時間は10年間で20代は25時間、30代は21.9時間も減っていることが分かります。
生活残業が会社をダメにする
残業代を稼いで生活費にすること目的として、意図的に残業する行為を生活残業と言います。
生活残業が横行すると、会社にとって多くのデメリットがあります。
残業代をあてにしないで働くためにできること3選
年収を上げる
年収を上げるためにできることは、
会社と交渉する
出世する
資格手当をもらう
転職する
などの方法があります。
この中で、自分でコントロールできる「資格手当をもらう」「転職する」について解説します。
資格手当をもらう
社内制度として資格手当がある場合は積極的に活用しましょう。
年収が上がることに加え、自身のスキルアップにもなります。
資格手当を採用しているということは、会社がその資格所有者を欲しているということなので、評価に繋がる場合もあります。
転職する
年収アップと言えば転職!!
20代で転職する場合、スキルや経験よりも「業界」によって年収が決まります。
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査の業界別の初任給を比較すると、
宿泊業・飲食サービス業:180,300円
卸売業・小売業:201,000円
未経験者が比較的内定を取りやすい業界で比べた場合でも、業界によって初任給に差が出ることが分かります。
もしあなたが年収の低い業界にいるのであれば、転職によって業界を変えて年収を上げましょう。
・圧倒的な求人数
・日曜も面談可能
固定費を削減する
固定費を削減するためにできることは、
住居費を下げる
光熱費を下げる
通信費を下げる
この中で、すぐにできる「通信費を下げる」について解説します。
大手キャリアでは、オンライン専用プランを提供しています。
ドコモの「ahamo」、ソフトバンクの「LINEMO」、auの「povo」がそれぞれあり、どれも月額3,000円くらいで利用できるため、毎月の固定費を5,000円以上下げることが可能です。
私の場合は楽天をよく利用することもあり、ポイントが多く付く楽天モバイルに切り替えました。
簡単にできて、効果がすぐに実感できるからお勧め!
副業を始める
副業によって、全く別の収入源を得ることで残業代をあてにしないことができます。
副業にはフロー型とストック型があり、あなたの性格や生活、目標に合った副業を選びましょう。
まとめ
残業代をあてにしてはいけない理由は、
・働き方改革の推進
・生活残業が会社をダメにする
残業代をあてにしないで働くためにできることは、
・年収をあげる
・固定費を削減する
・副業を始める
残業代をあてにしていてもこの先厳しくなっていくことは明確です。
できることから始めて、残業代に頼らない生活を手に入れましょう!
残業代をあてにしないで働くことに対するよくある質問
残業代をあてにするデメリットは?
働き方改革の推進で、急にあてにできなくなる可能性がある。
残業代をあてにしないで働くためにできることは?
年収を上げたり、副収入を得たりすることで、残業代に頼らない生活が可能になります。
残業代をあてにしなくなると気持ちの変化はある?
残業して当たり前の生活から定時で帰る生活になると、プライベートの時間が激増します。それによって心に余裕が生まれて、メリハリをつけて働くことができるようになります。