・Z世代との接し方が分からない
・Z世代に嫌われないためにできることが知りたい
という悩みを解決します。
Z世代とは
概ね1990年代中盤から2000年代終盤、または2010年代序盤までに生まれた世代のこと
（引用：Wikipedia）
実年齢でいうと、2023年現在、1995年生まれの人は28歳なので、20代はZ世代という認識で問題ないと思います。
語源は？
アメリカのジェネレーションZからきており、こは世代を表す世界共通の言葉という認識で大丈夫です。
ちなみに「ゆとり世代」は1987年から2004年生まれと言われていて、日本独自の呼び名となっており、Z世代かつゆとり世代という人も存在します。
読み方はそのまま「ゼットせだい」でOK！
めんどくさいとか言って「考え方が古いおじさん」になるな！
上司に「考え方が古い」と思ったことは？
あなたは上司や先輩に対して「考え方が古いな」と思ったことはある？？
Z世代の考え方を取り入れなければ、あなたも「考え方が古いおじさん」になってしまいます。
スマホやゲームは当たり前？
今の30代は生まれたときから携帯電話やテレビゲームが身の回りにあったため、スマホを違和感なく使用できます。
それと同じように、Z世代は生まれたときからSNSを通じて様々な考え方を取り入れることが普通となっています。
更にメタバースの世界もこれから先、どんどん普通になってくることが予想されるため、SNSやメタバースでの情報収集や情報発信をビジネスに取り入れて、当たり前に活用する未来がくる可能性が高いです。
時代に合わせて考え方をアップデートしていかなければ、時代に取り残された「考え方が古いおじさん」になってしまいます。
Z世代と接するときのキーワードは「多様性」
多様性（ダイバーシティ）とは
年齢・人種・性別・宗教・学歴・価値観・身体的特徴など異なる属性を持った人々が、組織や集団において共存している状態で、世界的に重要とされている考え方です。
経済のグローバル化、労働者の意識変化などの影響で日本でも重要度が増してきていて、Z世代を採用する企業としては無視できないキーワードとなっています。
多様性への企業の取り組み
消費者のニーズを把握できる
業務プロセスを見直す機会になり、属人化が解消される
外部からの評価が高くなり、人材採用にもプラスに働く
多様性（ダイバーシティ） にはこれらのメリットがあります。
そのために、企業として下記のような取り組みを行っています。
障がい者の採用
外国人の採用
女性管理職の増加
これらは多様性（ダイバーシティ）から得られるメリットが、今後を生き抜くために必要と判断している証拠です。
Z世代との具体的な接し方
この2つのポイントを意識した上で、Z世代との具体的な接し方を紹介します。
情報開示をする
SNSによるコミュニケーションが当たり前の世代なので、情報開示を意識しましょう。
たくさんの情報に触れてこれたZ世代にとって、隠されることにとても違和感を感じてしまいます。
「いいからやってくれ」
「詳しいことは話せない」
など、指示に従え系上司は特に気をつけてください。
仕事の目的や意義、会社や部署の方針などできる限り情報開示をしていきましょう。
答えのある質問をしない
試されていると感じる質問はやめましょう。
Z世代は「自分らしさ」を重要視しています。
答えのある質問ではなく、一緒に答えを探す質問をすることで、考え方や優先順位を話してもらうようにしましょう。
考えを聞き、考えを伝え、ギャップを埋める案を出してもらう
最近、「傾聴」というキーワードをよく耳にしない？？
相手の立場になって親身に相手の話を聴く「傾聴」が重要視されています。
もちろん「傾聴」は大事ですが、それと同時にあなたの考えを伝えることも重要です。
お互いの考えを認識し合い、考えのギャップを埋める必要があるか、埋めるためにはどうしたらいいか、案を出してもらいましょう。
自分らしくいられるコミュニティを見つけてきたZ世代にとって、「考え方が全く違う相手」と接する社会に少しずつ慣れることができるように、「違う考え」を優しくぶつけましょう。
プライベートの充実を手助けする
「ワークライフバランス」が働く上での優先順位で上位にあることはZ世代の特徴です。
有給休暇や育児休暇を積極的に取ってもらい、プライベートを充実させる手助けをしてあげましょう。
コミュニケーションを頻繁に取り、相手の価値観を確認することを怠らないよう心掛けてください。
飲みにケーションをする
2023年の明治安田生命「理想の上司」アンケート調査では、上司との業務外でのコミュニケーションを「必要」とした新入社員は48.7%と意外と高く、20～30代の現役社会人は33.4%となっているため、新社会人の方が社外でのコミュニケーションを必要としていることが分かります。
まとめ
Z世代と接するときのキーワードは、
の2つでした。
具体的な接し方として、
情報開示をする
答えのある質問をしない
考えを聞き、考えを伝え、ギャップを埋める案を出してもらう
プライベートの充実を手助けする
飲みにケーションをする
の5つを紹介しました。
Z世代との接し方に注意して、「考え方の古いおじさん」にならないようにしよう！！
