・この会社にいて大丈夫?
・今の時代に必要な考え方って…?
という人へおすすめの本です。
会社に依存してるかもって最近不安になってきた……!
2024年9月現在、Amazonレビュー80件以上、星4.2の人気ビジネス書を紹介するよ!
同著者の『転職2.0』は、「中田敦彦のYouTube大学」でも紹介された超人気ビジネス書となっているよ!
著者:村上 臣
出版社:SBクリエイティブ
本書は、誰もが個で稼ぐ「1億総クリエイター時代」で何を考えてどう行動したらいいか書かれています。
この本を読んで、稼ぐ力の見つけ方が大切なんだと感じだと同時に、会社依存の危険性についても気になったので、この記事では「会社依存」に焦点を当てて本書を紹介したいと思います。
本書はその他にも…
・「複数のキャリア」を持つ
・「アジャイル的」にすぐ行動
・「ヨコのつながり」を重視する
・「フォロワー数重視」は時代遅れ
など、これからの時代を生き抜くために必要になる話がたくさん書かれたビジネス書となっています。
給料が増えないニッポン
日本の平均給与は?
1992年 472.5万円
2018年 433.3万円
日本はバブル崩壊後、長期的な経済低迷を続けていて、ピーク時に比べて約40万円も平均年収が下がっています。
日本の大企業部長職の平均年収は、シンガポール(約3,136万)やタイ(約2,053万)よりかなり低い約1,714万となっているよ!
ベトナムにも負ける…?
ベトナム人労働者も日本に出稼ぎに来なくなってきています。ベトナムでは年10%ずつくらい給与が上がってきているため、日本で稼ぐより自国にいた方がいいと判断しているのでしょう。
40代50代で転職しても給与が上がらない
今の給料が高すぎて、社外に同じような条件のポジションが見つからない…。
転職が当たり前の時代になってきてはいますが、年功序列で40代50代になった人たちに、同じかそれ以上の条件で転職することはとても難しくなっています。
35歳でも厳しい…?
私は35歳で2回目の転職を目指して活動しているけど、今の給料が悪くないせいでなかなか目を惹くところが見つからないよ…!
年功序列ではない35歳の転職ですら間口が狭いと感じるので、40代50代がもっと厳しいだろうというのは容易に想像できます。
会社依存のリスク
本書では会社依存のリスクとして下の2つを挙げています↓
・会社がつぶれるリスク
・仕事自体がなくなるリスク
会社がつぶれるリスク
このまま会社にしがみついて、給料をもらえれば十分!
この考え方は「会社がつぶれない」という正常性バイアスと呼ばれる思い込みです。
2020年の中小企業の休廃業、解散件数は5万件近くとなっています。
中小企業は350万くらいあるから、70社に1社の確率でなくなっちゃってるね…!
外資に買収されるかも…?
会社が倒産しなくても、ある日突然、外資に買収されて働き方が一新される可能性もあります。
買収は中小企業よりも大手企業やその子会社の方が可能性が高いかもしれません。
仕事自体がなくなるリスク
・飲食店の配膳ロボット
・RPAによる事務系の仕事
このように仕事がAIやロボットによって代替されて仕事自体がなくなるケースは増えていきます。
人口減少によって売上最大化から営業利益最大化へシフトしている企業が多いから、人件費削減の波はこれからもどんどんやってくるよ!
私が「会社依存している…」と思う瞬間
他で使えるスキルがない?
今の会社では役にたつスキルでも、いざ職務経歴書に書いたり転職面接で話そうとしたときに「他社ではこのスキルは使えないのでは…?」と不安になって会社依存を感じます。
それで資格取得に走るとそれだけで満足しちゃうことがあるから、ちゃんと今の会社でも他のところに行っても使えるスキルを見極めて磨くようにしよう!
単身赴任(転勤)を断れない
転勤を命じられて単身赴任することになったのに、選択肢がなくて従うしかないとなったときに会社依存を感じました。
例えば副業である程度稼ぐことができていれば、一度退職して他を探す選択肢もあったかなと思っています。
前から考えてはいたことだけど、いざその時になってみないと動けないんだよね…。
会社依存しないためにできること
・副業をしてタグを増やす
・転職活動をして選択肢を持つ
副業をしてタグを増やす
Twitterのハッシュタグのようなあなたの情報や特徴などを自分に付けることで、あなたの希少性をあげていきます。
正社員の副業を容認している企業の割合は2021年時点で55%に達しています。
本業の営業成績は下降気味だけど、私には副業がある。最悪それがあれば生きていける!
という風に、気持ちに余裕が生まれるというメリットもあります。
「ほかに道を選べない」「我慢するしかない」という選択肢のなさに苦しむことが少なくなります。
転職活動をして選択肢を持つ
本書では副業に焦点を当てて書かれていますが、同著者の『転職2.0』では転職活動をすることの重要性が書かれています。
私が会社依存に恐怖を感じたときのように、あなたにいつどんな変化が訪れるかわかりません。
そのときに、「辞める」「辞めるつもりで交渉する」といった選択肢を持てるととても強いです。
実際に転職するかどうかは別として、転職活動をすることで選択肢を増やせることは間違いないよ!
・圧倒的な求人数(2024年10月時点で求人数29万件以上)
・全国の求人を取り扱っている
まとめ
『転職2.0』を書いた村上巨さんの著書『稼ぎ方2.0』の中から、会社依存について紹介したよ!
本書はそれ以外にも…
・「複数のキャリア」を持つ
・「アジャイル的」にすぐ行動
・「ヨコのつながり」を重視する
・「フォロワー数重視」は時代遅れ
など、稼ぐ力について現代的観点でわかりやすく書かれています。
会社依存に危険を感じている人は、ぜひ手に取って読んでみてください。