・社内調整にストレスや疲れを感じている人
・社内調整が上手い人がどうやっているか知りたい人
に読んでほしい内容になっています。
社内調整って大変だよね……。
上手い人のマネをして、あなたも社内調整術を習得しよう!
社内調整がストレスになる理由
同じ会社なのに分かってもらえない
同じ会社にいて、同じ目的(利益追求など)があるはずなのに分かってもらえないことはありませんか?
誰のためにやっているのか分からなくなり、ストレスを感じることになります。
誰よりも頑張っているのにみんな好き勝手言う
決まって同じ人が社内調整をやっていることは珍しくありません。
あなたの調整能力に頼っているくせに、調整役の苦労も理解しようとせずに好き勝手言われるとストレスが溜まります。
特に口だけ出してくる「働かないおじさん」は厄介だよね!
八方美人みたいな自分が嫌になる
うまく調整できて周りが助かっているのに、本音ではなく調整することに重きを置いて動いている自分がまるで八方美人かのように感じ、ストレスになることがあります。
社内調整が必要になる場面
部門間の調整(横の繋がり)
同じ会社で同じように利益追求しているはずですが、部門が違うと仕事のやり方、進め方、優先順位が異なることが普通です。
よくある話だと、「納期」の問題があるよね!
営業が一生懸命受注してきた案件があっても、製造部門から「そんな納期ではできない」と言われてしまい、上司に力を借りて製造部門の部長を説得する……なんてこともあると思います。
他にも企画部門と製造部門、経理部門と調達部門など横の社内調整は目常茶飯事だと思います。
上司と部下の調整(縦の繋がり)
横だけではなく縦の社内調整も苦労します。
中間管理職の人は特に耳が痛いのではないでしょうか?
経営側の人間は現場のやる気を削ぐことばかり言ってきます。
それでも中間管理職の人は間に立って調整し、うまく部下に動いてもらわなければいけない状況がたくさんあります。
上も下も言いたい放題な状況はとんでもなくストレスだよね……。
社内調整をうまくやるコツ
決定権者を見極める
決定権を誰が持っているか把握する癖がありますか?
決定権者によって、どこを調整しないといけないかが変わります。
相手目線で考える
前述した通り、やり方、進め方、優先順位が異なるため、相手の仕事に目線を合わせて話しましょう。
対立するのではなく、同じ方向を見ていることをアピールします。
「〇〇さんにとって」「〇〇さん的に」など会話の主語を相手にすると自然と目線が合っていくので試してみてください。
相手が動く理由を与える
相手にとってのメリットを伝えることで、相手が動く理由を与えましょう。
先ほどの相手目線と似ていますが、「相手がなぜ動くのか」理由を明確にしてあげると相手はとても協力しやすくなります。
納得してもらうためにはコツがあります。↓の記事で紹介しているので読んでみてください。
「ホームの優位性」を利用する
ホームで力を発揮できるのはスポーツ選手だけではありません。
NBAやJリーグなど様々なスポーツにおいて、ホームだと勝率が上がることが心理学で研究されています。
これはビジネスの中でも利用されていて、社長室や役員室がその例です。
権威性を保ち、相手を雰囲気で飲み込むことで、社長の威厳を出しています。
使い慣れている会議室や自席でもいいので、あなたにとってホームと言える場所で話すことを意識しましょう。
「課題の分離」でコントロールできることに集中する
あなたがコントロール可能かどうかという視点で物事を見ることで、自分がやるべきことに集中できるようになります。
問合せ先(相談相手)を増やす
相手の部署のことや業務のことについて詳しい方が調整は上手く進みます。
しかし、いちいち調べて勉強してから調整していては時間がいくらあっても足りません。
間合せ先(相談相手)を増やすことで、必要な知識をピンポイントで習得し、無駄を省きましょう。
まとめ
社内調整のコツを5つ紹介しました。
・決定権者を見極める
・相手目線で考える
・相手が動く理由を与える
・「ホームの優位性」を利用する
・問合せ先(相談相手)を増やす
社内調整は重要なビジネススキルで、上手い人は社内で重宝されますし、転職においてもアピールポイントになります。
苦手意識を持たずに、紹介したコツを使って積極的にチャレンジしましょう!
社内調整に関するよくある質問
社内調整はなぜ大変?
みんな自分の立場のことだけ考えて、好き勝手言うので、間に入っているあなただけ大変な思いをしてしまいます。
社内調整をうまくやるコツは?
相手が動く理由を与える、「ホームの優位性」を利用するなどがあります。
社内調整型おじさんとは?
社内調整に徹して、「人」で評価されてきたおじさんです。ジョブ型雇用が広まると、「仕事内容」で評価されるため、社内調整型おじさん不要論が出てきています。