上司の仕事って手伝うべきかな……??
自分の仕事だけしっかりやってたらいいよね……。
上司の仕事を手伝った方がいいのかな……と悩むこともありますよね。指示されたらもちろんやるけど、言われていないことまでやる人は意外と少ないかもしれません。
まずは自分の仕事をしっかりやることが大切!
その上で上司の仕事を手伝うことはメリットがたくさんあるよ!
この記事では、上司の仕事を手伝うメリット3つとコツ3選を解説するので、メリットが自分に合いそうならうまく手伝ってみてください!
上司の仕事を手伝うメリット①:上司のやり方が分かる

上司の仕事を手伝うメリット一つ目は「上司のやり方が分かる(学べる)」です。
上司はあなたより権限を持っているため、あなたがやりたいことがあるときに上司のやり方をしっていると、思い通りに動かせる可能性が高まります。
上司は何を重要視してる?
上司の仕事を手伝うと、上司が仕事をする上で何を重要視しているかが見えてくることがあります。
顧客第一主義な上司、出世のことしか考えていない上司、めんどくさいことが起きなきゃ何でもいいという上司などなど、人によって何を重要視して仕事をしているかは異なります。
必ず確認してくることは最重要事項の可能性があります。
上司のタイプを見極める
自分の上司がどのタイプか知ることは、あなたが仕事を進める上でとても重要です。
出世のことしか考えていない上司に、「顧客第一でこういう風に進めたい」なんて提言してもうまくいきません。
「こういう風に進めることで社長の言っていた〇〇を達成できます(ほんとは顧客のためだけど)」の方があなたのやりたいように仕事を進めることができます。
上司の仕事を手伝うことで、上司の仕事のやり方を知り、今後の仕事を思い通りに進められるようにしましょう。
上司の仕事を手伝うメリット②:やる気をアピールできる

上司の仕事を手伝うメリット二つ目は「やる気をアピールできる」です。
時代が変わって、評価が定性から定量に変化したとしても上司は人間です。自分のために働いてくれる部下はやる気があると思ってしまいますし、評価も高くなりやすいです。
上司が部下に仕事を押し付けない時代
「何か手伝うことありますか?」と言うだけで、十分やる気をアピールできます。特に新入社員は口癖にした方がいいくらいです。
働き方改革が進む現代において、上司は部下に仕事を振ることに慎重になってきています。残業させると会社から怒られる時代なので、簡単に仕事を振れなくなってきています。
「ついて来れる奴だけついて来い!」なんて古いスタイルでは、パワハラで訴えられる可能性さえあります。本当はそういう昭和タイプの上司が喜ぶ仕事のやり方が知りたい人には『20代の仕事の教科書』がおすすめです!
手伝う姿勢が十分アピールになる
そんな現代のやりづらさを感じている中間管理職にとって、「もっと仕事をしたい」なんて部下はすごく重要な存在になります。(私もそんな部下が欲しいです…。)
上司の仕事を手伝って、やる気をアピールすることは恥ずかしいことではありません。そんなプライドよりも得られるものはたくさんあるので、どんどんアピールしてやりたい仕事ができるように立ち回っていきましょう。
上司の仕事を手伝うメリット③:数年後の自分を想像できる

上司の仕事を手伝うメリット三つ目は「数年後の自分を想像できる」です。
どこまで裁量があってどんなストレスがありそうか、上司の仕事を手伝うことでより近くで感じることができます。あなたの望む未来ではない場合、違う道を選ぶ選択肢を早めに検討することができます。
数年後の自分を想像する
仕事を手伝う上司(先輩)は同じ部署やチームであることがほとんどだと思いますので、あなたが数年後にその上司の立場になる可能性があります。
管理職になるとどんな仕事をして、どんなことが会社から求められるのか、上司の仕事を手伝うことで見えてくる部分があると思います。
自分がその立場になったときの準備ができる
また、自分がその立場になったらもっとこうしたいとか、こうするのにといった将来像も見えてくるかもしれません。
今後の立ち回りに利用する
どの部署と繋がっていた方が仕事がスムーズに進むのか、どんな能力があると活かすことができるのかなど、前もって知っておくことは今後の立ち回りにおいてとても重要です。
ただ何も考えずに手伝うのは時間が消費されていくだけなので、できる限り上司の立場を意識しながら手伝うようにしてみてください。
コツ①:上司の仕事をよく見る

上司の仕事を手伝うときのコツを紹介します。一つ目は「上司の仕事をよく見る」ことです。
上司も人間なので、よく見ると色々と見えてくる部分があると思います。それを手伝うときに有効活用できれば、上司の仕事を手伝うメリットをより多く得ることができます。
上司の得意と苦手を理解する
あなたの上司はどんな仕事が得意でどんな仕事が苦手か分かりますか?
上司が手伝ってほしい仕事は、上司が苦手な仕事です。
人を説得して動かすことは得意だけど、細かいデータを分析するのは苦手な上司に、コミュニケーション面の手伝いは不要です。
上司がどんな風に説得したいか確認した上で、その説得に使えるようなデータを活用した資料作りを手伝いましょう。
痒いところに手が届く
痒いところに手が届く部下になることが、上司の仕事を手伝う上でとても大切なコツになります。
あなたの上司が痒いところはどこなのか、しっかり上司の仕事を見て判断しましょう。
コツ②:得意なフィールドで戦う

上司の仕事を手伝うときのコツ二つ目は「得意なフィールドで戦う」です。
あなたの得意分野を知ってもらうことで、その分野の仕事を多く振ってもらえるようになり、社内での評価が上がっていきます。
得意分野を共有する
手伝う仕事はあなたの得意な仕事になるように仕向けてください。
せっかく手伝うのだから、上司の役に立った方がお互いのためですし、あなたの得意分野を知ってもらう絶好の機会になります。同じ仕事でも上司とは違う視点で、あなたの得意分野的観点から仕事を進めて見せましょう。
自分の得意分野がよくわからない…という人は『「才能」の見つけ方』がおすすめです。自己肯定感が低い人にはよりおすすめの本なので、ぜひ読んでみてください。
コツ③:〇〇(具体的に)やりましょうか?と聞く

上司の仕事を手伝うときのコツ三つ目は「〇〇やりましょうか?と聞く」ことです。
見当違いなことを言うと「なんで…?」となってしまいますが、ドンピシャなことを言えば「こいつ分かっているな…!」となります。上司をよく観察してタイミングよく声をかけましょう。
何を手伝えるか伝える
「何か手伝うことはありますか?」ではなく、「来週の会議のデータ分析資料作りやりましょうか?」という感じで、手伝う仕事を具体的に言うようにします。
そうすることで、あなたができる仕事を上司がすぐに理解した上で、頼むかどうか判断することができます。
戦略を持って手伝う
更に「上司が苦手な仕事」かつあなたの「得意なフィールドで戦う」ことにも直結します。
「〇〇(具体的に)やりましょうか?」と聞くことで、これまで説明したメリットやコツをうまく活用するようにしましょう。
まとめ
上司(先輩)の仕事を手伝うメリット3つとコツ3選を解説しました。
①上司のやり方が分かる
②やる気をアピールできる
③数年後の自分を想像できる
メリットがあなたの求めるものと一致する場合は、ぜひコツ3選を活用して今後の仕事に繋げましょう。
①上司の仕事をよく見る
②得意なフィールドで戦う
③〇〇(具体的に)やりましょうか?と聞く
上司があなたを見る目も少しずつ変わっていくと思います!できるところから少しずつ上司の仕事を手伝って、あなたを知ってもらってください。
上司から「こいつはデキるやつだ」と思ってもらいたい場合、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』がおすすめです!