・仕事が終わったらすぐ帰る人の気持ちが知りたい!
・自分の仕事が終わったらすぐ帰ってもいいか知りたい!
という人へおすすめの記事です。
仕事が終わったらすぐ帰る人って何考えてるの……?
すぐ帰る理由があったりなかったりするから難しい質問だけど、今回は7つの心理を紹介するよ!!
文化庁の2020年度『国語に関する世論調査』で「そっこう帰る」という言葉が取り上げられるくらい、現代の考え方は変化してきています。
この記事では↓の7つの理由を紹介します。
1.「仕事」の優先順位が低い
2.残業することで余計な仕事が増える
3.自分の仕事は終わっているから帰るのは自由
4.定時までの仕事に集中したい
5.周りは周り、自分は自分
6.職場の人との距離を縮めたくない
7.特に理由はない、そういうものだと思っている
仕事が終わったらすぐ帰る人の心理7選
「仕事」の優先順位が低い
ミネソタ大学のサニー・ハンセン博士は、人生の役割を4つに分けています。(通称4L)
Lobor(仕事)
Love(愛)
Learning(学習)
Leisure(余暇)
仕事が終わったらすぐ帰る人は「仕事」の優先順位が低いのかもしれません。
残業することで余計な仕事が増える
残業することで余計な仕事が増える側面は2つあります。
残業ありきで仕事を調整するようになるため、
仕事を断れなくなる
仕事を頼まれる確率が増える
仕事を頼まれる確率が増える
単純に仕事をしている時間が長いと、それだけ人と接する機会が増えるので仕事を頼まれる可能性が高くなります。
「仕事が終わったらすぐ帰る人」になると、周りもそれに合わせた仕事の頼み方になってくるため、残業してやるような仕事を振られなくなります。
いつも残業していると思われるのは、ある意味リスクだよ!
残業ありきで仕事を調整するようになるため、仕事を断れなくなる
残業が当たり前になってしまうと、仕事の割り振りや優先順位などを残業含めて考えるようになります。
そうなると、仕事を依頼されたときに「残業すればできるか……」という選択肢がうまれ、断れなくなっていきます。
自分の仕事は終わっているから帰るのは自由
自分の仕事が終わっていれば、その人が帰って不満に感じる人はいないはずです……。
しかし、実際にはすぐ帰る人に不満を持ち、人間関係が上手くいかないことがあるのはなぜだろう?
仕事の分担がはっきりしている場合は問題なし
仕事の分担がはっきりしている場合は「自分の仕事が終わったら帰る」が普通です。
責任の所在がはっきりしていて、役割分担がしっかりできている会社の場合はこの考え方で問題ありません。
「できる人がやる」会社ではNG
人が足りていない中小企業ではよくあることですが、「できる人がやる」ような会社の場合はトラブルの元になります。
自分の仕事かどうかを全員に確認していって、誰の仕事でもない仕事が存在する会社は多いのではないでしょうか?
その環境で「これは私の仕事ではない」と言う人が現れた場合は、すぐに仕事の割り振りを見直す必要があります。
定時までの仕事に集中したい
残業を考慮して仕事をすると集中できない場合があります。
◯時までに終わらせなければいけないと思うことで、集中して取り組めるのは人間の心理的にある程度仕方ないことです。
パーキンソンの法則
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
イギリスの政治学者パーキンソンは、
公務員が増えること
増税が止まらないこと
を心理学的に仕方ないこととして皮肉を込めてこの法則を唱えました。
人数を増やしてもそれに合わせて力を抜いてしまう、国の予算を決めてからそれに合わせて税金を決めてしまうから、良くなるはずがないという皮肉です。
定時で帰ることを決めることで仕事の質が上がるという理由ですぐ帰る人もいるでしょう。
周りは周り、自分は自分
自分を持っている人は周りに左右されずに(気にせずに)帰ることができます。
日本人は協調性が高いと言われていますが、個性を尊重する世の中になってきているため、これから増えていく考え方になっていくかもしれません。
特にZ世代は多様性のある世代で、周りを気にせずすぐ帰ることに何も疑問を持たない人もいるでしょう。
職場の人との距離を縮めたくない
残業していると雑談する機会が増えるため、敢えてすぐ帰るという考え方もあります。
職場は仕事をする場所で友達作りをする場所ではないという考え方もありますし、距離が近づいてしまうと仕事がやりにくくなると考える人もいます。
断ることが苦手だったり、周りに合わせてしまう性格の人は敢えてすぐ帰ることで、距離感を保っている可能性もあります。
特に理由はない、そういうものだと思っている
すぐに帰る理由は特にないという人も一定数存在します。
理由がないと帰れない職場も問題ですが、なぜすぐ帰るのか聞いたときに「定時に帰ることに理由がいるの?」となる人がいることを理解しましょう。
私の周りのすぐ帰る人の特徴3選
私の周りにいる「仕事終わったらすぐ帰る人」の特徴を3つ紹介するよ!
共働き子持ちのパパママ
共働き&子どもがいる人は、子どもの送迎や習い事などでプライベートも時間に縛られていることが多く、仕事が終わったらすぐ帰ります。
副業をしている
副業で稼いでいる人は、本業が終わったらすぐに帰って副業の仕事時間に使っています。
このタイプは本業も効率的にやっていて、めちゃくちゃ仕事がデキる人が多い印象です。
仕事が嫌い!
生活のために割り切って仕事をしているけど、本当は仕事なんて大嫌い!って人は、定時になったら速攻で帰ります。
仕事が嫌い!と言いつつテキパキと仕事をこなしてる人もいるから、好きになって本気出したらシゴデキになるんだろうな…って思うよね!
まとめ
仕事が終わったらすぐ帰る人の心理を7つ紹介しました。
1.「仕事」の優先順位が低い
2.残業することで余計な仕事が増える
3.自分の仕事は終わっているから帰るのは自由
4.定時までの仕事に集中したい
5.周りは周り、自分は自分
6.職場の人との距離を縮めたくない
7.特に理由はない、そういうものだと思っている
仕事が終わったらすぐ帰る人が考えていることを理解することもあなたの心の安定のために必要です。
仕事が終わったらすぐ帰る人に関するよくある質問
すぐ帰る人は優秀?
定時で帰っている上で、仕事の評価が高い人は優秀です。
すぐ帰る人は嫌われる?
やることをやっていれば基本的には嫌われません。
すぐ帰る人は評価される?
やるべきこと以上のことをやって定時で帰っているのであれば、とてもコスパが高い人なので、本来であれば評価されます。