・社内営業なんてくだらない!
・社内営業って良くないこと?
という人におすすめの記事です。
ゴマすりばかりしてる奴が評価されて、僕みたいな真面目に仕事してる人間は損してるよ……。
社内営業はやった方がいいよ!
仕事の目的を達成するための有効な「手段」だから!
社内営業なんてくだらない、ゴマすりばかりやってて馬鹿みたい、結果さえ出せば社内営業なんて必要ない…そんな風に思っている人は、社内営業に対しての考え方を変えてみましょう。
あなたの仕事の目的はなんですか?
それぞれの目的を達成するための「手段」として、社内営業というビジネススキルを活用しましょう。
社内営業とは周りとコミュニケーションをとって円滑な業務を目指すこと!!
社内営業が敬遠される理由
ゴマすりしてると周りから思われそう
「あいつは上司にばかり良い顔して…」なんて陰で言われてる人はいませんか?
自分はそうならないようにしようと思っている人は、社内営業に悪いイメージを持っていたりします。
そもそも、社内営業は上司に対するゴマすりではないよ!!
社内営業とは、「周りとコミュニケーションをとって円滑な業務を目指す」ことです。
上司だけではなく、同僚や後輩に対しての気遣いや仕事のフォローをすることで、社内のどの立場の人からも同じような印象を持ってもらうことができます。
!上司にばかりいい顔する人は「ゴマすりしてる」と思われちゃうよね…
自分の時間が奪われそう
社内営業をすると、行きたくない飲み方に参加したり、やりたくない仕事を頼まれても快く引き受けたりしないと…と思われがちですが、そんなことはありません。
社内営業をすることで、行きたくない飲み方ややりたくない仕事を断っても相手に嫌な顔をされにくくなるのです。
あの仕事をしなきゃいけないって言ってたもんね!
金曜の夜はフットサルやってるって言ってたから仕方ないね!
など、社内営業をすることで断る理由を相手が勝手に見つけてくれるようになります。
めんどくさい
社内営業を「めんどくさい」という理由でやっていない人は多いのでは??
仕事さえできてればいいから、社内営業なんてめんどくさいしやらなくていい…と思っている人は少し考えてみてください。
あなたの仕事は自分一人でやり遂げられる仕事だけですか?
社内で誰とも一度も話さない日はありますか?
「誰とも関わらない自分一人の仕事」
「仕事の目的は誰とも話さずに勤務時間を終えること」
これらの理由ではない限り、社内営業をめんどくさいと言ってやらないよりも、やるメリットの方が大幅に上回ります。
社内営業のメリット
提案が通りやすくなる
あなたは何かを提案されたとき、提案の内容だけで可否を判断してる??
そこに仲の良さや好き嫌いが介入することはありませんか?
同じ提案なのにAさんだと通るのにBさんだと通らない…なんて日常茶飯事だと思います。
社内営業をすることで、あなたの提案は間違いなく通りやすくなります。
提案の可否を完全に機械で行う場合はこのメリットはありませんが、まだまだそんな時代にはならなさそうです。
ミスをしても怒られにくくなる
提案の話と同じく、似たようなミスなのにAさんはあまり怒られないのにBさんはすごく怒られた…なんてことを見かけたことはありませんか?
AさんもBさんも似たようなミスをして、同じような報告をしたのに怒られ具合が違う場合は、社内営業の差かもしれません。
普段から周りとコミュニケーションをとって円滑な業務を目指していれば、ミスに対しての相手の許容範囲も広くなります。
問合せ先が増えて仕事がはやくなる
仕事をはやくこなすコツは分からないことをすぐに誰かに聞くことです。
その聞く相手(=問合せ先)が多ければ、解決までの道が最短に近づきます。
社内営業で色々な人のやっている仕事や得意な仕事を知ることで、その分野で分からないことがあったときの問合せ先を増やすことができます。
問合せ先の重要性と増やし方はこちらを参考にしてみてください。
仕事の目的を達成するための有効な「手段」として社内営業がある
社内営業は手段の1つ
先程のメリットの通り、社内営業をすると仕事が円滑に進み、成果がでやすくなります。
スキルアップしたいと思っているがなかなか自分がやりたい仕事がまわってこない、定時で帰りたいけど頼まれた仕事がたくさんあって無理…という悩みも社内営業という「手段」を使って解決できます。
やりたい仕事がまわってくる
普段からコミュニケーションをとっていれば、「あいつはこんなスキルを身に付けたいって言ってたからこの仕事を任せてみよう」となる可能性が上がりますし、仕事を円滑にこなしていれば残業してまでやらなければいけない仕事が減っていきます。
自分にとっての仕事をする目的を達成するための「手段」として社内営業をするという考え方が大切です。
社内営業のやり方
具体的な社内営業のやり方を「共通」、「上司」、「同僚・部下」に分けて紹介していきます。
【共通】
〈挨拶をする〉
単純接触効果(ザイオンス効果)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
接触回数が増えると好印象や親近感を与えるという心理効果です。
ただすれ違うだけでは相手の印象に残らないので、すれ違うときに笑顔で挨拶するようにしましょう。
これを繰り返すことで相手の印象はどんどん良い方向へ向かっていきます。
〈視野を広く持って困ってる人を助ける〉
重たそうに荷物を持っている人を助ける、あたふたしてる人やため息をついている人に「どうしました?」と声をかけるなど、自ら困ってる人を見つけて助けてあげましょう。
返報性の原理が働き、助けた相手があなたを助けてお返ししたいという気持ちになります。
〈会議で発言する〉
会議で適切な発言をすると、頼れる人という印象を持たれます。
発言できない…という人はこちらの記事を参考にしてみてください。
【上司】
〈雑談に質問する〉
その人自身やその人の考え方が分かるような質問をするようにしましょう。
「A社の株価が下がったな…」という上司の言葉に対して、
✖️:なぜ株価が下がったんですか?
○:なぜA社の株価を気にしてるんですか?
株価の話はどうでもいいので、株価という話のタネを使ってその上司の考え方が分かる質問をするようにします。
その方が上司は自分の話をすることになるので、「あなたに興味があります」感を出すことができます。
〈報連相の頻度を増やす〉
あなたとの仕事はスムーズだと思わせるために報連相の頻度を増やしましょう。
報連相のコツについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
〈仕事を手伝う〉
◯◯ならできるので、もしあれば言ってください!
あなたができることを伝え、仕事を手伝いましょう。
上司の仕事を手伝うと、メリットがたくさんあります。詳しくはこちら↓の記事で紹介しています。
【同僚・後輩】
〈教えてもらう・頼る〉
同僚や後輩はライバルという意識も大切ですが、仲間として教えてもらったり頼ったりしてみましょう。
他の人がどんな価値観で働いているか知ることができるので、相手が求める回答が分かるようになっていきます。
相手がどんな言葉を求めているか知ることは、コミュニケーションをとる上でとても重要です。
同じく仕事を手伝うことでもコミュニケーションは取れます。
手伝うときの注意点などはこちらの記事を参考にしてみてください。
〈プライベートな付き合いをする〉
仕事以外のところで会って話すことが仲良くなるためには一番手っ取り早い方法です。
飲み会は嫌だという人はランチでも効果が期待できます。
まとめ
社内営業とは「周りとコミュニケーションをとって円滑な業務を目指す」ことです。
仕事をする目的を達成するための「手段」として社内営業をするという考え方が大切です。
めんどくさいと言ってやらないよりも、やることによるメリットの方が大きいので、自分が仕事をする目的を再度考えてみましょう。